北海道の長い冬も4月になると寒さが緩み、春の香りが漂ってきますね。今回は、札幌市内から1時間以内で行けるキャンプ場をご紹介します。高規格キャンプ場で便利にキャンプを楽しむもよし、穴場的なキャンプ場で静かにキャンプに没頭するもよし。キャンプスタイルに合わせて選んでみてください。
- 北海道のアウトドアの季節は4月から
- 北海道札幌でのキャンプ場の選び方
- 【北海道】札幌からいけるキャンプ場の選び方
- 札幌から1時間で行けるおすすめのキャンプ場①
- 札幌から1時間で行けるおすすめのキャンプ場②
- 札幌から1時間で行けるおすすめのキャンプ場③
- 札幌から1時間で行けるおすすめのキャンプ場④
- 札幌から1時間で行けるおすすめのキャンプ場⑤
- 札幌でキャンプを楽しもう
北海道のアウトドアの季節は4月から
今回ご紹介するキャンプ場の中には、通年営業をされている場所も1か所ありますが、4月下旬か5月から9月・10月までが営業期間となっているキャンプ場が多いですね。
冬のキャンプも夏のキャンプとは違った楽しみがあるのも事実でしょうけれど、やはり北海道の寒さは厳しいですから、無理してアウトドアをすることはおすすめできませんね(笑)
冬は、暖かい部屋の中でぬくぬくしたいものです。
北海道札幌でのキャンプ場の選び方
北海道のキャンプ場に限りませんが、キャンプ場を選ぶ際にはいくつかのポイントを押さえて、あなたが本当にやってみたいキャンプスタイルに合わせてキャンプ場を選ぶことが大事です。
高規格キャンプ場と一般キャンプ場の違い
まず始めに、高規格キャンプ場と一般キャンプ場の違いについてご紹介しましょう。この区分は、あくまでも主観的な観点で明確な一般的定義が確立しているわけではありませんが、イメージはしやすいと思いますのでご参考になさってください。
高規格サイトとは?
高規格のキャンプ場とは、施設が整っているキャンプ場のことを指しますが、例えばテントサイトに電源や水道などの設備がついていたり、綺麗なトイレや炊事場はもちろんのこと、温泉などのお風呂の施設や子供が遊べる遊具やアスレチック設備などがあるようなキャンプ場のことを言います。
一般サイトとは?
一方で、一般的なキャンプ場とは昔ながらの素朴なキャンプ場で自然と親しむことを中心に考えられていて、特別な遊具などの施設はなく、純粋にキャンプが楽しめるような場所のことです。
昭和の管理人(52)のイメージでは、一般のキャンプ場が元々の形のような気がしていますが、最近はむしろ、高規格のキャンプ場の比率が圧倒的に多くなってきています。時代の移り変わりでしょうかね…ちょっと寂しい気もしますが…(笑)
区画サイトとフリーサイト
次に、一般的に定義が確立しているキャンプサイト(テントサイト)の区分についてご紹介しましょう。
区画サイトとは?
区各サイトとは、キャンプをするスペースがまるで新興住宅地のように区切られていて番地がついているようなキャンプサイトのことです。最近の区画サイトは、各区画に電源設備や水道設備が整っているような高規格のサイトも多くなっています。
電源がついている区画サイトでは、例えば寒い季節や地域ならば電気毛布などを持ち込めばかなり快適に暖かく睡眠が取れたり非常に便利です。
フリーサイトとは?
フリーサイトとは、テントが張れる一帯のエリアが決められてて、その中であればどこにテントを張ってもよいというルールで運営されているキャンプサイトのことです。
自分にお好きな場所に必要な大きさのテントスペースを確保できるという良い点がある一方で、キャンプ場に到着する時間が遅くなるとテントを張るスペースが限られていたり、スペースが狭かったりするという欠点もあります。
【北海道】札幌からいけるキャンプ場の選び方
皆さんのキャンプに対するkジャンが得方やキャンプ経験値によって、おすすめしたいキャンプ場が大きく変わってきます。以下は、その中で3つのケースでこんなキャンプ場が良いのではないかという選び方を整理してみましたので、参考になれば幸いです。
初めてキャンプに行くなら高規格の区画サイト
キャンプに初めて行くならば、断然、高規格の区画サイトがおすすめです。電源や水道などの設備はついていなくても問題ないでしょう。
フリーサイトの場合は、テントを張る場所の選定もコツが必要ですし、サイト自体が平たんでない場合なども多いので初心者には向かない場所も多いからです。
高規格のキャンプ場では、売店で買えるものも多いのでうっかり持っていくのを忘れたものがあってもパニックにならないですし、キャンプ用品のレンタルなども充実していて、場合によっては手ぶらで言ってキャンプをすることもできる場合があります。
キャンプを純粋に楽しむなら一般キャンプ場のフリーサイト
高規格のキャンプ場は、設備が充実しているところがむしろキャンプを楽しめないとおっしゃる方も少なからずいらっしゃいます。子供の遊技施設や通常自然界にはない設備(電源など)があることで、キャンプの醍醐味が薄れると感じてしまうことがあるからです。
また、高規格のキャンプ場は便利な代わりに、相応のコスト負担をしなければいけない場合もあります。年に何回も行くのであれば、宿泊費が抑えられる一般キャンプ場のフリーサイト、もっと言うと、無料のキャンプ可能場所(河川敷など)が良いという考え方もあります。
小さなお子様がいるならコテージ泊キャンプも楽しい
若いころにはよくアウトドアに出かけたけれど、結婚してからはなかなか行く機会が少なくなったという方は、ついつい以前の経験でキャンプらしいキャンプを求めがちですが、小さなお子様(授乳中の乳幼児など)がいらっしゃる方は、思った以上に子どもが気になることに気づくでしょう。
日差しが強い屋外でのキャンプは、大人には感じられないような大きな身体的負担が乳幼児にはかかるものです。
そこで、キャンプは、何もテントを張ることが目的ではないのですから、しばらくはコテージキャンプを楽しむというのも良い考えです。授乳をコテージの清潔な環境でできたり、空調設備のついたコテージに乳幼児は寝かせて(放置してはダメですよ)、大人は屋外で楽しむというスタイルも可能だからです。
札幌から1時間で行けるおすすめのキャンプ場①
オートリゾート滝野
基本情報
- 住所:〒005-0862札幌市南区滝野247番地
- 電話:011-594-2121(予約用:9:00~17:00)
- 営業期間:2019.4.20~10.31
- チェックイン/チェックアウト:13:00-17:00/8:00-11:00
- サイト種類:トイレ付キャンビン(6)、キャビン(14+5)、キャンピングカーサイト(23)、カーサイト(40)、フリーサイト(50)、わんわんペットサイト(5)
- 料金:カーサイト/4,100円、フリーサイト/1,550円、キャビン/8,250円~
- 施設等:トイレ、シャワー室、コインランドリー、芝生広場、プレイロット(アスレチック遊具など)、展望台
- 公式HP:オートリゾート滝野
アクセス
- 車で行く場合
北海道縦貫自動車道の札幌南ICで降りて一般道へ
【アクセスMAP】
出典:オートリゾート滝野
- 公共交通機関で行く場合
【真駒内駅からのバス時刻表】
出典:オートリゾート滝野
オートリゾート滝野は高規格なのに自然も感じられる優良キャンプ場
オートリゾート滝野は、様々なキャンプスタイルに対応してくれる種々のキャンプサイトが綺麗に整備されているだけでなく、共有施設も清潔に保たれているうえに、フリーサイトはキャンプ場の奥に位置していることもあって自然に近い感じがすることから府以上に人気の高いキャンプ場です。
小さなお子様が遊べる施設もあって、またキャビンも充実しているので、乳幼児のいらっしゃるキャンプ初心ファミリーに最もおすすめしたいキャンプ場です。手ぶらキャンプを選択するなら地下鉄とバスでも行けますね。
札幌から1時間で行けるおすすめのキャンプ場②
札幌市定山渓自然の村
基本情報
- 住所:〒061-2301札幌市南区定山渓(豊平峡ダム下流国有林野)
- 電話:011-598-3100(9:00~17:00)
- 営業期間:通年
- チェックイン/チェックアウト:13:00-/-11:30
- サイト種類:コテージ(10)、テントハウス(10)、テントサイト(22)、特別テントサイト(2)
- 料金:コテージ/4,700円、テントハウス/3,900円、テントサイト/500円、特別テントサイト/1,000円
- 施設等:ふれあいハウス(トイレ、シャワー、体験室)、野外炊事等、トイレ棟、木の広場、太陽の広場、風の広場、水の道、空の道
- 公式HP:定山渓自然村
アクセス
- 車で行く場合
札幌市内から国道230号線で一直線に約50分
- 公共交通機関で行く場合
札幌駅からじょうてつバスの豊平峡温泉行バスに乗車し終点下車、または、真駒内駅から定山峡車庫前行バス、定山峡車庫前から豊平峡温泉行バスに乗り換え終点下車し、徒歩2.5Km
出典:定山渓自然村
定山渓自然の村は冬でもキャンプ可能
このキャンプ場は、札幌からバスで乗り換えなしで行ける便利なキャンプ場です。テントサイトの料金もお財布に優しいので、利用しやすいですね。様々な体験プログラムが用意されていますので、楽しみながら学べるキャンプ場としてファミリーで利用したいキャンプ場です。
昭和の管理人(52)としては、あまりお勧めしないのですが(笑)、北海道にしては珍しく冬場も営業しているので、雪のなかでのキャンプ体験もできるキャンプ場です。くれぐれも防寒対策をしっかりしてくださいね。
札幌から1時間で行けるおすすめのキャンプ場③
しのつ公園キャンプ場
基本情報
- 住所:石狩郡新篠津村第46線南3
- 電話:0126-58-3508(8:00~16:00)、0126-58-3166(グランピング、手ぶらキャンプ)
- 営業期間:2019.4.26~10.31
- チェックイン/チェックアウト:8:00~18:00/~10:00
- サイト種類:テントサイト、ペット同伴テントサイト、手ぶらキャンプ(10)、グランピング(5)
- 料金:テントサイト/1,000円、ペット同伴テントサイト/2,000円、手ぶらキャンプ/9,000円、グランピング/18,000円
- 施設等:ドッグラン、たっぷの湯、ワカサギ釣り、
- 公式HP:しのつ公園キャンプ場
アクセス
札幌市内から国道275号線で現地まで、または、道央自動車道江別東ICで降りて国道275号線経由で現地までいずれの経路でも約50分
出典:Google Map
グランピングや手ぶらキャンプが楽しめる
しのつ公園キャンプ場は、通常のキャンプのほかにもグランピングや手ぶらキャンプを楽しむことができます。グランピングの料金も一人9,000円と良心的ですので、一度お試しいただくのもよいかもしれないですね。
通常のキャンプも、もちろん気持ちよく楽しめますし、しのつ湖のアクティビティを他のい死んだり、タップの湯でノンビリくつろいだり、産直市場でお買い物したりと子供もお父さんもお母さんもみんなで楽しめるキャンプ場です。
札幌から1時間で行けるおすすめのキャンプ場④
北広島市自然の森キャンプ場
基本情報
- 住所:北海道北広島市島松577番地1
- 電話:011-377-8112
- 営業期間:5月は土・日・祝日のみ、6月~6月30日は金・土・日のみ、7月1日~9月30日は毎日
- チェックイン/チェックアウト:13:00-/-12:00
- サイト種類:フリーサイト(20~30張、収容人員約100名)
- 料金:テント1張り500円+大人/400円、子ども/200円
- 施設等:トイレ、炊事場、自動販売機
- 公式HP:北広島市自然の森キャンプ場
アクセス
- 車で行く場合
道央自動車道、北広島インター下車国道36号を千歳方向に向かい西部交差点(輪厚児童体育館、JA西部店が目印)を右折して道なり約1km先
出典:北広島市自然の森キャンプ場
- 公共交通機関の場合
JR北広島駅から北海道中央バス(広島線輪厚ゴルフ場経由)で約15分 輪厚郵便局下車徒歩15分
低料金でキャンプを満喫できるキャンプ場
こちらのは、低料金でキャンプが楽しめるを評判のこじんまりとしたキャンプ場です。札幌市内からの時間も今回ご紹介するキャンプ場の中で一番近いと思います。昔ながらのフリーサイトキャンプ場ですので、キャンプ用品は揃えて持っていく必要があります。
札幌から1時間で行けるおすすめのキャンプ場⑤
江別市森林キャンプ場
基本情報
- 住所:江別市西野幌928番地
- 電話:011-389-6493
- 営業期間:5月~10月
- チェックイン/チェックアウト:8:00-22:00/-11:00
- サイト種類:
- 料金:大人(高校生以上)400円、子ども80円
- 施設等:管理棟、炊事場、水洗トイレ、自動販売機、(キャンプサイトへの車乗り入れ不可)
- 公式HP:江別市森林キャンプ場
アクセス
- 車で行く場合
道道江別恵庭線沿い野幌神社横を入り約2.5Km(案内看板あり)
江別市街より車で15分、
出典:Google Map
- 公共交通機関の場合
JRバス「上学田」下車徒歩約30分
低料金でキャンプを満喫できるキャンプ場その2
こちらのキャンプ場も、自然の持ちキャンプ場と同様に純粋にキャンプを楽しむ場所です。キャンプに必要な最低限の設備以外は何もありませんが、キャンプをする上では十分な環境です。
直火禁止、花火禁止、ペット持ち込み禁止なので気を付けてください。
札幌でキャンプを楽しもう
さて、今回は札幌市内から1時間以内で行けるキャンプ場についてご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。北海道在樹の方のお役に立てたならうれしいですし、それ以外にご覧いただいた方も、北海道のキャンプ場に興味をもっていただけたなら幸いです。
札幌の夏は短いですが、是非キャンプで楽しんでいただきたいです。
本日はご訪問・閲覧ありがとうございました。
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